理念・指導コンセプト

philosophy

自発的選手の育成

自発的選手の育成

子どもが変わる瞬間を作る

「もっと上手くなりたい!」
その一言が、すべてを変える。

私たちは子どもたちの心に火をつけます。
誰かに言われるからではなく、自分から「学びたい!」と思える選手を育てることが最大の目標です。

🔥 なぜ自発性が重要なのか?
学ぶ姿勢次第で、上達のスピードも持続力も全く違うからです。

❌ 従来の指導の限界
・統一的な指導で個性を無視
・命令と罵声による恐怖支配
・「怒られないため」のプレー
→ 一時的な上達はあっても、サッカーを始めた理由を忘れてしまう

✅ 自発的学習の力
・自分の身体特徴と向き合う
・試行錯誤と挑戦を楽しむ
・運動性記憶として脳と身体に定着
・一度覚えたスキルは生涯の財産に

🚀 結果として生まれるもの
・身体が成長しても揺らがない自信
・持続可能な技術表現
・自ら学び続ける習慣

子どもたちの「姿勢」と「習慣」を根本から変え、
真のサッカースキルを身につけさせる。
それが私の使命です。

concept

論理的・合理的なサッカー思考への転換

スキル(探索と適応)を習得するための
「繰り返しのない繰り返し」 トレーニング

論理的・合理的なサッカー思考への転換

スキル(探索と適応)を習得するための「繰り返しのない繰り返し」 トレーニング

なぜ「感覚派」では限界があるのか?

「センスが全て」「前をむけ、後ろに下げるな」「とにかく走れ」
このような従来の指導法では、現代のサッカーは通用しません。今求められるのは論理的で合理的な判断力です。
世界トップレベルで活躍している選手たちは、幼少期の頃から、感情ではなくデータで、勘ではなく理論で、偶然ではなく必然でプレーを積み重ねてきています。

🧠論理的・合理的なサッカー思考とは?

❌従来の思考パターン
・味方に呼ばれ、見てもいないのにパスを出す
・なんとなくポジションを取る
・うまくいかない時にパニックになる

💎論理的・合理的な思考パターン
・状況分析→ 現在の局面を客観視する
・選択肢の整理→ 可能なプレーを論理的に把握
・リスク評価→ 各選択肢の成功確率を計算
・最適解の実行→ 最も合理的な判断を実行

🔄なぜ、繰り返しのない繰り返しトレーニングなのか?

❌従来の単調な繰り返し練習の限界
・実践で役に立たない
・サッカーは複雑なスポーツであり、同じ状況は2度と起こりません

💎「探索と適応」のスキルを身につける新しいアプローチ
・毎回異なる環境で、制約や変化を加えて繰り返しトレーニング

🎯探索と適応のメカニズム

🔍探索フェーズ
・情報収集→ 周囲の状況を瞬時に把握
・パターン認識→ 過去の経験から類似状況を検索
・選択肢生成→ 可能なプレーを論理的に導出

🔄適応フェーズ
・実行→ 最適解を実際にプレーで表現
・フェードバック→ 結果を客観的に分析
・学習→ 次回に活かす知識として蓄積

3 key factors

「思考」+「間接視野」+「空間認知」

「思考」+「間接視野」+「空間認知」

「サッカーで差をつける3つの見えない力」

なぜ一流選手は「魔法」のようなプレーができるのか?
アルゼンチンのNo10M選手はなぜ、背後から迫る相手を見ずに避けられるのか?
日本代表エースK選手はなぜ、狭いスペースで完璧なパスコースを見つけられるのか?
その答えは、目に見えない3つの能力にあります。

『思考 – 0.1秒の差が勝負を決める』
サッカーは考えるスポーツです。しかし、試合中に「考える時間」は実質ありません。一流選手の思考は、ボールを受ける前にすでに完了しています。
「次の次の展開まで読む」「相手の動きを予測する」「最適解を瞬時に選択する」
これらの思考プロセスを身につけることで、プレーは劇的に変化します。

『間接視野 – 360度の情報を武器にする』
優れた選手は「目が後頭部にもある」と言われます。これは間接視野の活用によるものです。
ボールだけを見ている選手と、周囲の状況を常に把握している選手。その差は圧倒的です。
・味方の位置を把握
・相手のプレッシャーを察知
・空いているスペースを発見
間接視野を鍛えることで、まるで「第六感」があるかのようなプレーが可能になります。

『空間認知 – ピッチを立体的に捉える力』
一流選手の頭の中には、常にピッチ全体の「3Dマップ」が存在しています。
誰がどこにいて、どこに動こうとしているのか。どのスペースが空いていて、いつ埋まるのか。最適なポジショニングはどこなのか。
この空間認知能力こそが、「なぜそこにいたのか分からないゴール」や「絶妙なタイミングでの飛び出し」を可能にするのです。

🌟 この3つの力を身につけると…
・判断ミスが激減 → 無駄なボールロストがなくなる
・プレーの選択肢が増加 → 相手に読まれにくくなる
・チーム戦術の理解が深まる → 監督からの信頼度アップ
・自信を持ってプレー → 積極的な姿勢でゲームに臨める

💡 上達への第一歩
これらの能力は生まれ持った才能ではありません。正しいトレーニングと継続的な練習によって、必ず身につけることができます。
あなたも、サッカーIQの高い選手になりませんか?
まずは基礎から一歩ずつ、着実にレベルアップしていきましょう!
サッカーは足だけでするスポーツではない。頭でするスポーツだ!

2つのキーファクター

認知
サッカーにおいて最も重要な【状況を把握する】動作。

・どこにスペースはあるのか
・どこに相手がいるのか
・どこでボールを受けるのか
・いつ動き出すのか
・いつボールを回収しに行くのか  
 etc…

主に上記の内容を目で観て情報を脳に送り、瞬時に状況判断を繰り返す。
間接視野
認知の質を高めるためには、【間接視野】の習得が必要不可欠。

目まぐるしく状況が変わるサッカーでは、一つのものを直視するのではなく、複数の項目を同一視野に入れ、判断を繰り返す動作が必須になってきます。

6つのアクション

観る
サッカーにおける「原理原則」のファーストステップで最も重要と言ってもよい【観る】という動作は、”スペースはどこにあるのか”、”どこに相手がいるのか”、”どこでボールを受けるのか”、”いつ動き出すのか”、”いつボールを回収しに行くのか”、目で観た情報を脳に送り、瞬時に「判断」するトレーニングを徹底的に行い、習慣化します。
止める
スペース、相手、味方の位置を認知していれば適切な身体の向きを整えることができます。そうすることでボールを止める位置や角度を考え、状況に応じて意図する場所に正確なトラップができます。つまり試合を想定した相手がいる状況のトレーニングで、いかに正確にボールを【止める】ことができるかが重要です。日々のトレーニングで精度を磨きます。
蹴る
ドリブル、パス、トラップ、シュート、足の部位を使い、いくつかの種類のキックと強弱で状況に応じて選択し、使い分けをしなければいけません。様々なトレーニングの中でキックのアイデアを増やせるようにアプローチします。
運ぶ
「蹴る」と同様、サッカーにおいて重要な技術で、ドリブルには、”運ぶ”と“仕掛ける”の2種類があります。
ビルドアップでは相手がいないスペースでボールを保持している場合、運ぶドリブルで相手を引きつけてパスを選択し数的優位な状況を作り出したり、相手がパスを予測している場合には、状況を認知して自ら運ぶドリブルで局面を打開したり、効果的なドリブルのスキルを習得します。
取り返す
ボールを失った際には、ボールを取り返さないと攻撃ができません。そのためには相手のミスを誘うためにプレッシャーをかけることが不可欠です。まずは個人が、どのタイミングで、どんな方法でボールを取り返すのかを理解することが重要です。それを理解した上でグループとしてのボールの取り返し方を試合と同条件のトレーニングを繰り返し行うことで、守備においても精度を高めます。
メンタル
個人が成長する過程で、とても重要な要素です。サッカーにおいて原理原則を理解し習得することは勝敗を左右する上で大切ですが、最終的に選手一人ひとりの精神的強さが勝負を決定づける場合もあります。
サッカーに対する想いや志を強く持ち、日々のトレーニングを全力で取組むことで強さを積み重ねることができ、大きな飛躍の鍵となります。